



今回のスキャヴェロ インテリア ジャパン様(以下スキャヴェロ様)は、もともとはイーソーコドットコムが運営するシェアオフィスにご来社されたお客様。海外の家具を販売するため、安くオフィスを借りたいが、創造性のあるものにしたいという要望だった。
しかし、シェアオフィスは、費用面は申し分なかったが創造性の点からNGとなった。一方で、同じビルにあるRE・倉庫事例を見て、倉庫のオフィス改修に興味を持たれた。要望は50~60坪の平屋の倉庫。限定された予算内でオフィスと保管機能の両方を持たせて、複数箇所に保管している在庫も集約したい。さらに、顧客が来社するので、都心部からは離れたくないという。しかし、都心部で、小規模の平屋倉庫を見つけるのは至難の技。そこで、次善の策としてでてきたのが、多層階倉庫でも良いから、ワンフロアを利用できるもの。200坪程度であれば見つかるのだが、希望坪数が小さいため、なかなか当てはまる物件はなかった。
弊社のネットワークと、オフィスに変更できる倉庫のデータベースを活用し、希望に近い倉庫が見つかった。平屋でもなく、ワンフロアをすべて利用できるものでもなかったが、スキャヴェロ様はすぐに興味を持たれた。希望していたスペースが区切られて空いていた。「自分の独自の空間を作りだすことができ、自分が頭の中で創造しているものを具現化していけると思ったから、一瞬で気に入った」(スキャヴェロ様)という。東京倉庫運輸様も倉庫をオフィスに改修することを了承。大規模な倉庫改修を嫌がるオーナー様は多いが、すでに、他の倉庫でオフィスなどに改修していた経験があったので、話はスムーズに進んでいった。あとは、契約を進めるばかりだった…。
しかし、契約のところで問題が発生。外資系企業だったため、契約書の内容確認や、その他にも問題があり、時間がかかっていった。スキャヴェロ様が使っていたオフィスの解約も決まっている。倉庫からオフィスに改修する工事開始日も決定している。そのなかで、一番重要な契約のみが締結できずにいた。
東京倉庫運輸様には、契約後すぐに工事ができるように事前調整をすすめ、スキャヴェロ様には、契約が何日までに結べなければ、希望の日時から営業が開始できないと警告を伝えていった。
結果、契約したその日から工事を行い、希望入居日に工事も間に合わせることができた。東京倉庫運輸様とは別のスペースでも何度もテナント様を紹介したご縁があったので、無理なスケジュールにもご了承をいただけた。
東京倉庫運輸様にとっては、契約がぎりぎりになり不安な上に、がらんどうの倉庫がどのようになるかも分からない状況。すでにRE・倉庫を経験していると言っても、工事用の図面を見ても、ただ壁ができるだけとしか分からない。イメージ図のようなものもなく、どんなものができるのか楽しみの反面、不安でもあったという。
そのような中で、壁を建てる位置などについて、東京倉庫運輸様からスキャヴェロ様に要望があり、調整が必要になった。完成イメージ図がないことによるものだが、東京倉庫運輸様には、スキャヴェロ様のデザイン面を重視することで、倉庫の価値向上につながることで、ご了承いただいた。
出来上がったオフィスは、東京倉庫運輸様が考えていた以上のものだった。同じ室内でも照明に変化を持たせ、間仕切りなどをうまく配置することで、一つのスペースにアクセントを加えた。
オフィスに入ってすぐは暖色の照明にし、打ち合わせや、誰でもくつろげる待合室に。ソファーや机などはスキャヴェロ様が販売しているものを置き、ショールームもかねる。本棚も設置し、気楽に本を読みにくることができる。「この倉庫の方なら、誰で来てもらって構わない。それがこのオフィスのコンセプト」(スキャヴェロ様)という。また、奥は間仕切りを設置し、白色の照明に。オフィスとして事務を行うスペースとして、きちっとした雰囲気にする。間仕切りをガラスにすることで、スペースの広さを感じたまま、雰囲気の違いを演出することができた。



